■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
・・・ 『 大丈夫なの?日本は! 下川路! 』 『 ●●と呼びなさい。●●と。』 ・・・
● ストーリー
・2007年、800兆円を超える借金をかかえ破綻の危機に瀕した日本を救うため、財務省大臣官房経済政策課の下川路(阿部寛)は、ある計画を進めていた。それは1990年にタイムスリップし、"バブル崩壊"を止め、歴史を作り変えるという前代未聞の仰天プラン。 その極秘プロジェクトが白羽の矢をたてたのは借金返済に追われるフリーターの真弓(広末涼子)だった。真弓はタイムマシンの開発者であった真理子(薬師丸ひろ子)の一人娘。一足先にタイムスリップした母親の真里子が90年の東京で失踪したことを知った真弓は、借金から逃れるため、そして母親を救うためドラム式洗濯機に乗り込み、タイムスリップを決行する!果たして、下川路と真弓は真理子を無事救出することができるのか?そしてバブル崩壊は食い止められるのか?下川路と真弓が繰り広げる恋のゲームの行方は?・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 解説&見所
・ 本作は広末涼子、阿部寛主演のノンストップ・SFタイムスリップム−ビーです。バブル世代の方にはまさに必見の快作!
17年前のバブル当時を見事に再現した本作品はタイトルどうりはじけてます。
制作は「 私をスキーに連れてって 」「 彼女が水着にきがえたら 」「 涙の数だけ抱きしめて
」の80年代大ヒット3部作、「 メッセンジャー」などの名作を世に送り出した最強のトレンディー映画(もう死語かな?)製作集団、馬場監督率いるホイチョイプロダクションズ。今回はフジテレビ、東宝、小学館、電通、とタッグを組み、懐かしくもおかしなバブル絶頂期を背景に、コメディ仕立てに仕上げた傑作です。
やはりこの映画の見所は、1990年バブル絶頂期の世相の再現。
たとえばポケベルに、肩にかけるショルダ−バッグの様な大きな携帯電話、女性たちのファッションといえば、太い眉毛にソバ−ジュヘアー、ワンレン、ボディコンでデイスコにお立ち台、一歩外に出れば華やかな町並み、<鉄骨飲料>他の浮かれたCM、お金を湯水の様に使う人々。と何もかもバブル一色。
しかも誇張が全く無いにもかかわらず世相が完全にコメディになっている所がずば抜けて実に面白い。
又、タイムスリップものに付き物のタイムパラドックス(未来が変わるので過去への干渉は禁止)の制限が無く、反対に<未来を変えてくれ!>というテ−マはかなり痛快で楽しめます。
・出演陣も、本格的なコメディ映画は始めてという主役の広末涼子は競泳用の水着姿を披露し大サービス。見事なボディランゲ−ジダンスも披露。
阿部寛は現代では日本の未来を案ずる暗〜い官僚役。
ところが、過去ではバブル時の脳天気な軽い軟派男役。浮気で数々の女性に<グ−の手>で殴られても「 効くね〜 」でさらりとかわす二枚目ぶりを見せる見事なはまり役。
しかし物語後半、真弓(広末)との本当の関係に気づいてからは全てを挽回する活躍ぶりを披露。ラストにはいい意味でとんでもない役柄で再登場します。
タイムマシン開発者役の薬師丸ひろ子も17年前&17年後を見事に演じきっています。
さらに有名になる前の飯島直子、ディスコで踊る飯島愛、ラモス・ルイ、フジテレビの八木アナウンサーは新人時代をそれぞれ演じるなど実在の人物が多数出演。当時を熱演してよりリアルさをアピ−ルしています!
又、バブルの女性代表者的役割に吹石一恵が出演。バブル当時はあたりまえの、太い眉毛にソバージュヘアー、ピチピチのナイスバディなボディコン姿を披露してくれます。最後の最後には大どんでん返しの重要なキーパーソンとしても登場。まさにタイムスリップ感覚満載の映画になっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、無事に現代に帰還した真弓とその母・真理子。そして2人が眼にした驚がくの未来とは、一体どんな未来になっていたのでしょうか?
今一度、あのうかれたバブル当時にタイムスリップしてみたい方必見の名作です。
驚異のハッピ−エンドをお楽しみください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ただ最後にひとつだけ。この映画はコメディ仕立てですが、実際タイムスリップ&タイムマシンの設定以外、2010年、既に900兆円以上もの借金をかかえ、破綻の危機に瀕している日本は事実そのもの。
というのが実は怖い笑えないブラックユーモアでもあります。「 大丈夫なの〜日本は?」と叫びたくなるのは、実はタイムマシンを、持っていない現在の私達ではないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- ・公開年 : 2005年
- ・制作国 : 日本
- ・上映時間 : 分
- ・仕 様 : カラー
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
・名 作 度
・スト−リ−
・キャラクター
・コミカル度
・バブル度
・ハッピ−エンド
・購入してゆっくり楽しむ。
・簡単レンタルで楽しむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しもかわじ
バブルへGO!!・・・
タイムマシンはドラム式』プレゼンツの80sコンピレーションCD登場!バブルといえばユーロビート、そしてダンス。バブル全盛期の高揚感が蘇ります!