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DVD 名作コレクション
TOP ≫ MOVIE (邦画) ≫ 特撮&ファンタジー ≫ HINOKIO
HIN  KI                   〜 『 会って見たいんだ ・・・ サトル本人に。』 〜 
 ストーリー

・突然の事故で、母サユリ(原田美枝子)を亡くした少年・岩本サトル(本多奏多)は、自らもそのショックからリハビリを拒否し、車椅子で部屋に引きこもる生活をしていた。サトルの父で技術者の薫(中村雅俊)は、そんな息子を心配し、自ら開発したロボット<H-603>を与える。こうしてサトルは1年ぶりに代理登校として遠隔操作で自由自在に動くロボットを操作し学校に通い始める。サトルのロボットは材料の一部にヒノキが使われていることから、学校では”ヒノキオ”と呼ばれる。ふとしたきっかけで、やはり心に傷を負ったガキ大将のジュン(多部未華子)らと仲良くなったヒノキオ(=サトル)は、友情を知り、少しずつ心を開いていく・・・。

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 解説&見所

・ この映画はCGを駆使して映像化された代理ロボットのHINOKIO(ヒノキオ)を通じて、少年・少女たちの成長を描いた感動のSFファンタジー。

現在、映画界を牽引する若手女優"の代表格・多部未華子(『西遊記』(07))、堀北真希(『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(07))が出演。

『リターナー』(01)、実写版『宇宙戦艦ヤマト』(11)など数々の名作を手がけた秋山貴彦・渾身の第1回監督作品。また音楽には、『黄泉がえり』、TVドラマ「砂の器」等の音楽を多数手掛けた千住明が担当。

加えて主題歌には、人気・実力ともトップクラスとなったYUI (この後クロ−ズドノ−トの主題歌も担当)と、豪華なスタッフが集結。

ストーリー運びが非常に自然で誇張&ムダが無く、次々に展開していくので、全編111分の時間を全く飽きさせず、安心して楽しませてくれます。

HINOKIOの擬似科学的な設定や、サトルやジュンをはじめ、出演者各個人の心理描写も細やか。

圧巻はやはり最新のCG、VFX技術を採用し映像化された自由自在に動き回るリアルな代理ロボット<H-603>のHINOKIO(ヒノキオ)です。

初登場からその歩き方、家に帰って自分で充電する姿や、格闘場面、ラスト近くサトルを背負って失踪するシ−ンまで、ロボットの可能性を描いた全く破たんの無い、自然なCG映像は必見。まるでそこにヒノキオが実在しているかのような錯覚さえ覚える完璧さは見る者を唸らせます。

さすがフルCG映画 『FANALFANTASY』(2001)において、まつげの一本一本まで再現する事にこだわった秋山監督です。

そして忘れられないのが、主人公岩本サトルのキ−パ−ソンとして登場するガキ大将・工藤ジュン役の多部未華子。

2003年秋のオ−ディションで1000人を超える中からの大抜擢。

天性の自然体の演技力もさることながら、端整な顔立ち、今作品の要(かなめ)となる中性的な魅力とみずみずしさは特筆物です。そう、今回のジュン役は、彼女以外考えられないほどの当たり役。光り輝いています。

素敵なガキ大将・工藤ジュン役の多部未華子を世に送り出してくれた秋山監督のセンスにただただ脱帽です。


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本作は亡き母を想う少年、息子を思いやる父、ヒトとヒトとのつながりを描く感動のSFファンタジードラマです。少年サトルの初恋も少し入ってます。

ヒノキオというロボットを通し、サトルと少年・少女たちが見つける友情と初恋。ファンタジックな世界と現実のはざまを絶妙に描ききり、子供から大人までが楽しめる内容となっていて、こんな気持ちのいい完成度の高い映画に出会えたのは何年ぶりでしょうか。

    ★ 最後の最後にもサプライズがあり、多部未華子演じる<工藤ジュン>が大変身します。★

見て良かったと思う感動のハッピーエンドと壮大なスケールのラストまで、是非ご堪能下さい。「 なるほどこれが本当のラストか〜 」の一言がかならず出ると思います。感動ものの秀作です!

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・公開年  : 2005年7月
・制作国  : 日本
・上映時間 : 111分
・仕   様 : カラー
・音声:ステレオ
・画面:スタンダード
・ジャンル:ドラマ(邦画)
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・名作度数
・ストーリー
・キャラクター
・近未来度数
・CG度数
・ハッピ−エンド
・購入してゆっくり楽しむ。
・簡単レンタルで楽しむ。
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