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〜 『 ねえお父さん、仕事しないの？ 』 〜
● ストーリー
・８年前に妻と離婚したバツイチの水道工、磯辺裕次郎（宮迫博之）は、高校生の娘・咲子（中里依紗）と親子ふたりで暮らす独身の中年男性。祖父の急死で多額の遺産を手にすると働きもせず、突然喫茶店を始めることを決意し、ダサダサの昭和テイスト満点の‘純喫茶磯辺’を開店させる。いやいやながらも学校から帰ると喫茶店で働く事になる咲子。たまたまバイトを探していたスレンダーでいい女の素子（麻生久美子）が客として店を訪れると、思わず見とれた裕次郎は彼女をバイトに採用。客の来ない日々が続いたある日、苦肉の策で素子に着せた露出度満点のミニスカートのコスチュームに客が集まり、経営が安定した裕次郎は、次第に素子を口説くことに心血を注ぎ始める。素子と下心まるみえの父の関係にイライラする一方、咲子は自分も若い男性客の小説家、安田にひかれていくが・・・・・。
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● 解説＆見所
・ 「机のなかみ」の吉田恵輔監督によるコミカルな親子をめぐるコメディタッチの人間ドラマです。
・ まだまだ初々しいヒロインの中理依紗は、この後「時をかける少女」（2010）では主人公の吉山あかり役を、又、「ゼブラーマン・ゼブラシティの逆襲」（2010年）ではゼブラーマンの宿敵、ゼブラ・クイーン役に抜擢され大活躍。
一方、思いつきで開業した喫茶店で出すメニューは冷凍食品を電子レンジで暖めて出すだけ。
素子（麻生久美子）を雇った為に人件費オーバーで、別のバイトの首を切るいいかげんさ。
そして、「ん？」「え？」のうわのそらセリフで、絶妙の間とともに、ダメダメな父親・役裕次郎を宮迫博之がゆるゆるに好演しています。
本作での強烈なキャラクターは、バレない範囲でお店のお金をくすね、チラシ配りのかわりにファーストフードで時間をつぶし、店の宣伝チラシは配らずにファーストフードのゴミ箱にポイ捨て！無駄な努力はしない行き当たりばったりで、あっけらかんとした尻軽のかなりいいかげんな、たまにいそうな痛くてぶっとんだ男好きするいい女・素子で、麻生久美子が好演。
スタイル抜群、彼女の足長の脚線美に露出度過多のコスチュームは必見。手っ取り早い集客方法は美女を雇うに限ります（笑）。
今時、純喫茶を開店する磯辺に失望し、ダサダサの喫茶店に友達も呼べない娘の咲子（中里依紗）。
素子に熱を上げていつも帰りが遅い裕次郎（宮迫博之）を一人で待ってる咲子（中里依紗）に、足の臭いまでかがせる監督の演出には脱帽。
そんな咲子も、喫茶店の常連、自称・小説家の安田にあこがれ、少女っぽく着飾って自宅を訪れるが、安田の部屋には隠し撮りのカメラだらけで、緊急避難。
おもしろくない咲子は離婚した母（濱田マリ）の家に入り浸る。
そして、何だかんだ言っても父親が好きな咲子（中里依紗）は、父親を素子にをとられたように感じ、だんだんうとましく思う場面がうまく描けていていじらしくてかわいらしい。
しかも次第にストレスがたまり、最終的にはキレて素子を大声で怒鳴るなど、かなり関係は険悪に・・・。
こんなドタバタが続く純喫茶磯辺にも、いいかげんな素子が、咲子に気を使い、裕次郎にある事実を告白した事から裕次郎は素子に幻滅。
素子に手を出した客に過激な行動を起こし、思わぬ事態で遂に警察ざたに発展。
果たして純喫茶・磯辺の運命は・・・・・。
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ラストはちょっぴり郷愁を誘う,、余韻のある結末になっています。
ちょっとほのぼのとした後、
親子２人は前にもまして仲良くケンカしながら自転車で去っていくのでした。
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★ この場面がアドリブっぽくて私は大好きです。★
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★★★
★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
・スト−リ−
・キャラクター
・コミカル度
・娘 度数
・素子度
・ハッピ−エンド
・購入してゆっくり楽しむ。
・簡単レンタルで楽しむ。
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・公開年 ： ２００８年７月５日
・制作国 ： 日 本
・上映時間 ： １１３分
・仕 様 ： カラー
純喫茶磯辺
