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DVD 名作コレクション
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セーラー服&機関銃                      〜  『 死ねば! おたくら。』  
 ストーリー

 突然、事故により父親が亡くなって天涯孤独となった星泉(薬師丸ひろ子)は、ある日突然、校門に現れた関東の弱小暴力団、「めだか組」の構成員、佐久間から、3代目の組長に迎えられ、4人の組員達の命を救う為にいやいやながら組長を引き受けて襲名してしまう。やがて亡くなった父が手違いで受け取ったヘロインをめぐって組同士の抗争、縄張り争いにいやおうなく巻き込まれていく事に・・・。

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 解説&見所

薬師丸ひろ子のアイドル的カリスマを背景に、女子高生が組長になりヤクザの抗争に巻き込まれていくという破天荒な映画スタイルに、めだか組の組員達との日々を通じて少女の成長を描いた青春映画。大ヒットした80年代角川映画全盛時期の代表作です。

・星泉(薬師丸ひろ子)が同級生に向かって 『 YOU達 』 とか、許せないヤクザには 『死ねば!おたくら 』 、ラストには、『 私(ワタクシ)、おろかな女になりそうです・・・マルッ 』 など、80年代、キャッチコピーがはやった当時を代表するような、今では死語となった個性的なセリフ回しが随所に見られて、時代を感じさせてくれる作品です。

・薬師丸ひろ子は、スタント無しでクレーンではるか上空(2〜30m)に吊り上げられたり、危険な機関銃の乱射シーン、ラストの渡瀬への一方的なキスシ-ンなど、妥協を許さない相米慎二監督らしい体当たり的な斬新な演出が目立つ作品になっています。


       ↓ そして最大の見どころは、ココです!!

・中でも、最後の殴りこみで、あの有名な<快・・・感!!>のセリフの場面。彼女のマシンガン乱射でビンが破裂する場面では、仕掛けられた火薬の量が多く、割れたガラス瓶の破片が、彼女の顔を直撃!!なんと映像中で、薬師丸ひろ子の頬から流れる血は、本物だったというハードないわく付きです。

・映像の中でも政役の大門正明
氏が、彼女の顔を見て驚いている場面もそのまま使用されています。

・顔に傷を負っても、血が流れても演技をやめなかった薬師丸ひろ子の女優魂に拍手!!!!!

・このシーンは絶対にお見逃し無く。ある意味ドキュメントです。

昔の体験談では、この傷は今も残っているというのを聞いた事がありますが、。大女優の勲章というところでしょうか・・・・・(見上げた女優魂です。)


・結局、星泉率いる 『めだか組』 の4人の組員は他の組の縄張り争いといずみの父親が知らずに預かった麻薬の元締め、足が不自由なふりをした生体解剖癖を持つ、かなり不気味で冷酷な、太っちょ(三国連太郎)との抗争で、一人、また一人といとも簡単に殺されてしまいます。

最後の殴りこみでたった一人残った若頭の佐久間(渡 哲也)は、めだか組を解散してカタギの一般市民に。

星泉(薬師丸ひろ子)も、やっと元の穏やかな学生生活にもどります。

そして泉が元の平凡な高校生生活にもなれたある日、泉の元に一人の刑事が訪ねてきます。
その刑事は泉を訪ねると確認して欲しい事があると言う。

刑事と到着した警察では、カタギになると言っていた佐久間と衝撃的な再会をすることに。
刑事からメッセージが書かれた名刺を受け取る泉。そこには・・・・・。

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警察からの帰り道、泉は佐久間の名刺を小さくちぎって歩道橋からばらまくと同時に、薬師丸ひろ子が歌う、大ヒットした主題歌<セーラー服&機関銃>が流れ、ショートカットの髪に、紺の学生服、ミスマッチの赤いハイヒールをはいて町中を自由に歩きまわる成長した大人びた泉(薬師丸ひろ子)が本当に美しいです。

スカートが地下鉄からの強風でまくれ上がっても気にせず、子供と無邪気に手ピストルで打ち合いごっこをするラストシーンが印象的です。


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  ★ 佐久間との衝撃の再会。角川映画&薬師丸ひろ子の絶頂期の名作です。是非、ご覧下さい。★


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・公開年  : 1981
・制作国  : 日本
・上映時間 : 分
・仕   様 : カラー
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★
★★★★
★★★★★
・名作度
・スト−リ−
・キャラクター
・サスペンス度
・コミカル度
・ラスト衝撃度
・購入してゆっくり楽しむ。
・簡単レンタルで楽しむ。
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