■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
DVD 名作コレクション
TOP ≫ MOVIE (邦画) ≫ ドラマ・青春 ≫ 神様のパズル
神様のパズル 
 ストーリー

 綿貫基一(市原隼人)は、優秀な双子の弟・喜一とは違って正反対のロックを愛す、落ちこぼれ大学生。あこがれの白鳥さん(松本莉)に会える為、突然海外旅行へ行ってしまった弟の代理で物理工学のゼミに出席するが、鳩村教授(石田ゆり子)から不登校の孤独な天才少女、穂端サラカ(谷村美月)をゼミに参加させてくれないかと相談を受ける。それをきっかけに、基一はサラカと同じチームで究極の疑問、“宇宙はつくれるか?”を立証しなければならなくなるはめに。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 解説&見所

・自分のことを「 僕 」と呼び、青いジャージに青い短パン、胸をはだけ、外出以外はいつも生足。腕や足には常にゴムチューブをきつく巻きつけたちょっと危ない自分に無頓着な天才少女を、谷村美月が理論派らしく、断定的な上から目線のセリフまわしを駆使して天才の非凡さを見事に好演。

前半の相理との ε(イプシロン)、Ω(オメガ)、N、Λ(ラムダ)、Q、D の6つの数値にまつわる討論や、基一にサラカが宇宙誕生のレクチャーをする場面は、難解と思われる物理が、実は謎解きのパズルの様な以外に面白い一面をもっていることを無理なく一般の人にも判るように説明し、ストーリーを盛り上げてくれます。

・又、CGで作られたサラカが開発した素粒子生成の加速器、巨大なクロストロンシステム<むげん>もなかなか近未来感と擬似科学性を演出していて、リアルで見ごたえ充分。

・物語は単なるゆるいラブコメ青春物語かと思いきや、映画後半、サラカの<むげん>の信頼性をめぐってのマスコミ批判や、盗撮されたサラカの裸の映像がネットに流出などをきっかけに、人工授精で生まれ、以前から自分の存在理由に疑問を持っていたサラカは苦悩し、自暴自棄になった彼女は、遂にはクロストロンシステムをハッキング!!!

宇宙&地球が破滅する可能性を知りつつも、<むげん>を使い宇宙創生を実行しようとするとんでもない展開となり、クライマックスに向け、加速度的にサスペンス度&緊迫感が増していきます。


ラスト近く、基一(市原隼人)がサラカ(谷村美月)を説得する為に駆けつけ、いきなりマイクが出現して、ベートーベン交響曲第9番 『合唱 』 を、「晴れたる青空 漂う雲よ〜」と熱唱する場面や「寿司食いねェ〜」のセリフにはちょっとびっくりですが、あくまでもサラカに対するショック療法の演出と割り切って見てしまう事が出来るか出来ないかでこの映画の評価の分かれるところでしょうか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        果たして基一&サラカは神様のパズルを解いて、宇宙を創造出来たのでしょうか?

                           それとも・・・・。

                  衝撃のラストは是非あなた自身で確かめください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
・名作度数
・ストーリー
・キャラクター
・青春 度数
・物理 度数
・ハッピ−エンド
・購入してゆっくり楽しむ。
・簡単レンタルで楽しむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 
 
・公開年  : 2008年6月7日公開
・制作国  : 日 本
・上映時間 : 134分
・仕 様   : カラー
〜 『 つまり、“ 宇宙が始まる時の状態さえ作れればいい”という事だね。』 〜